『2017平和行動in根室』に参加して


HY(UAゼンセン)

 30年労働運動に携わってきたが、これまで縁がなく「北方領土返還要求」の活動に残念ながら参加が叶わなかった。退職を迎える今年、最後の機会だと思い「2017ノサップ集会」に参加をさせてもらった。

 北方領土に関する情報はある程度持っていたが、現実に島を目の前にするとあらためて憤りを感じる自分に多少驚きもした。
 今年は集会時に風と雨に見舞われたが、幸い集会に影響を与えるほどでもなく無事開催されたことは大変良かったと思う。ただ、強い風雨の場合や寒さへの対応策はあるのだろうかと少し頭をよぎった。
 
帰りの機中で「参加出来てよかった」という思いと、北方領土が日本に返還されるその日まで、粘り強く運動を継承していくことが何よりも日本国民としての私たちの責務だと痛感した。
 最後に、頼りない団長を支えていただいた皆さんに感謝、感謝。

 
KH(UAゼンセン)

 今回で2回目の参加になります。
 北方領土問題は、1946年以降ロシアの法的根拠のない占領が72年間続いており、日露間では、いまだに平和条約が締結されていないために元島民は追い出されたままになっている。元島民の方々も平均年齢80歳を超えている。記憶の残っている間に、北方四島へ自由に上陸でき、周辺の海域では自由に操業できるように望んでいる。それを実行するには、さまざまの問題を解決しなければならないという。国民がひとつになって、声を上げ、ロシアとの交渉を進めていかなければならない。そのうえで今回の択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島の四島における日ロ両国の特別な制度の下での共同経済活動に関する協議を開始することが決められた。今後の政府の対応に期待し、返還される日まで、声を上げていかなければならないと思う。

 参加した者が今後やるべきことは、より多くの組合員や家族・知人・友人に現在の状況や知り得た情報を伝え、北方領土問題が日本国民にとって、とても大事な問題であることを訴えていくことが大切であり、一人でも多くの組合員に現地に行って、体験することを進めていきたいと感じた。
 前回と同じ様に、平和ノサップ集会はあいにくの雨で、北方四島を確認することは出来ませんでしたが、ほんとうに近くあると再確認した。
 参加してたいへんよかったです。

 
 
HT(UAゼンセン)
 
 2017年9月9日〜10日に開催された連合「2017平和行動in根室」に連合岐阜派遣団の一員として参加しました。

 9日は、北海道立北方四島交流センターで北方四島学習会に参加しました。前段で映画「ジョバンニの島」上映会があり、その後の学習会「返還運動関係者セミナー」で、「日ロ共同経済活動の展望について」のテーマでパネルディスカッションに参加しました。
 10日は、小雨の中、納沙布岬・望郷の岬公園で開催された「2017連合ノサップ集会」に参加しました。現在は年に1回ビザなし交流が行われているものの、まだまだ課題は多く、日本と北方四島在住のロシア人の相互理解や信頼関係の醸成、運動の啓発活動や後継者育成など行いながら、領土問題が解決するまで継続した取り組みが必要だと改めて実感しました。

 領土問題について改めて自分自身のこれまでの関心の低さを反省するとともに、今後も継続した活動への参加と、領土問題とは比較的関係の浅い地域で生活する国民にとっても実は身近で重要な問題であることを浸透させることが重要だと感じました。
 多くの国民が領土問題の歴史と現状を正しく認識し、より関心を持つことが必要であり、そのためには今回のような集会に参加した我々が周囲に発信をしていくことが重要であると感じました。

 
NT(交通労連)

 昔から「北方領土」という言葉は幾度となく耳にしていたが、恥ずかしながらその経緯や詳細は全く知らなかったというのが本音でありました。

 中標津空港に着いて「北方四島交流センター」に向かう車中で「ジョバンニの島」のDVDを視聴し、「北方四島交流センター」では根室西高校の「北方領土研究会からの報告」を聴いて、敗戦後すぐに旧ソ連軍に不法占領され三年後には強制的に島を追い出され現在に至っているという現状に、70年前の当時の島民のことを想うと胸が痛くなりました。
 翌日、望郷の岬公園で開催した「2017平和ノサップ集会」に参加し、「北方領土資料館」などを観て廻り、平和問題は国として対応せざるを得ない問題であり、北方領土の返還を求めつつも、一方で現ロシア住民との交流を図り、人と人の壁を無くす取り組みがされており、今年7月には「北方四島交流訪問事業」も実施され双方の文化交流もされ、根室市周辺でもロシアを理解しようと町や学校などでロシア語を取り入れる活動が見られ、多少時間は掛かるがその取り組みでお互いの誤解も解け、双方が理解し合えれば共存共栄の道は拓けると思いました。

 また、集会行程は東海3県合同で行われたため、他県間との親睦を深めることができ、大変有意義で思い出に残る平和行動となりました。
 これからも微力ではありますが、沖縄・長崎・広島・根室、竹島問題も含め、平和への尊さを組合活動を通じて伝え継いでいければと思います。

 
 
TY(交通労連)
 
 連合の平和行動に参加するのは、広島・長崎に続き3か所目となりました。
広島・長崎の平和集会は原爆投下日に合わせて開催されることもあり、連合関係者以外にも多くの人が集まり、連合の平和行動に参加しているにも関わらず、国の行事に参加しているような感覚を受けましたが、根室集会は連合が北方領土を取り戻すために、主体となって自分たちで集会を作り上げている感覚を持ちました。

 セミナーで、根室西高校の生徒さんが言われたように、「自分たちが情報伝達者になること」がこの集会に参加した全ての人に求められていることであり、自分自身がすぐにでも行動に移すことができる数少ないことだと思います。
 北方領土を取り戻す行動を全国に広げるためには、まずは北方領土の歴史と現状を正しく学ぶ機会を全国に広げる事が重要です。根室西高校をはじめとする現地の一部の方の努力ではなかなか全国的な広がりをつくることは難しく限界もあると思いますので、今後も連合が中心となって、平和行動だけではなく勉強会の機会も作っていただけるとありがたいです。

 このたびは、連合岐阜・愛知・三重の仲間の皆さんと一緒に参画できたこと、非常に感謝しております。
 次回以降、より多くの方が続いて参加されることを望みます。

 
MH(JP労組)
 

 今回、初めて平和活動に参加しました。  戦争の体験が無い私は、いまだに苦しんでいる被害者がいることに驚きが隠せませんでした。 
 学校で学習(北方領土問題、広島・長崎の原爆、沖縄の戦争)した内容は、他国の他人事のような記憶しかありませんでした。

 なぜ、自国の問題なのに他人事のような教育、そして全国で取り組まなければいけない事柄を伝えてないのでしょうか? 
 その原因は政府の対応にも憤りを隠せませんでした。 それは、ノサップ集会へ来賓でお願いしているにもかかわらず職務多忙で代理も出席しない「外務大臣・内閣府特命大臣(沖縄及び北方対策)」の対応でした。
 「もっと、被害者の話を聞かなくてどうするんだ。」の声が、そこら中で聞こえてきた。 本当にそうだと感じました。
 北方領土問題は、もう70年程が問題のまま過ぎました、もうほとんどの島民が80歳以上で早期の解決が必要と、元島民の 鈴木 咲子 さんが、訴えている姿に70年の長き時間と、「本当に頼りになるのが見返りを求めないUAゼンセンから始まった連合の平和行動です。」の言葉に、参加者の1人1人が自分の問題として活動しなくてはならないと感じました。

 故郷が見えるのに墓参りもできない、とても悲しい問題です。
 職場の仲間・友人知人・家族にもぜひ周知します。

 
KT(JP労組)
 
 9月9日、10日と北海道根室市で開催された連合主催の平和行動に参加させていただきました。
 
 北方領土問題については、何となく聞いたことがある程度で深く考える機会はこれまでありませんでしたが、事前に資料にて学習し、アニメ映画「ジョバンニの島」を視聴して、問題の根深さを初めて知ることが出来ました。
 ソ連軍が家を奪い、島民を家畜小屋で生活させたり、多くの犠牲者を出していたことなどをこのアニメ映画で初めて知りました。
 
 北方領土問題と言えば、いまだ解決しない戦後問題として取り上げられるワードではありますが、私を含めて戦争を知らない世代が大半を占める現代、教科書や新聞では知っていても、実際に現地の人々の生活にどのような変化があり、そして今日までどのような苦悩があったのかを、今回の平和行動で学ぶことが出来ました。
 
 北方領土をいつの日にか、我が国へ返還してほしいという思いを、多くの国民が強く願えるならば、必ず昔のように戻れると感じます。
 小さな行動ではありますが、今回学んだことを職場の仲間や家族たちにも伝えて、一人でも多くの人が北方領土問題に関心を持ってもらえるようにいたします。今回は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。