平和行動in広島  参加者の感想(3名)

トップ | ニュースアーカイブ | 平和行動in広島  参加者の感想(3名)

 8月5日(月)、連合の2013平和ヒロシマ集会が広島市の上野学園ホールで開催され、全国から約2,000名の仲間が集いました。連合栃木からは7名の参加です。今回参加いただいた方からの所感を(随時)掲載しますので、平和への想いを共有し、核兵器廃絶に向けて、職場・地域で取り組みましょう。

2013hiroshima1 hiroshima4 2013hiroshima3

青年委員会 阿部 雅典 さん (富士通労組小山支部)

 被爆から68年となる原爆の日前日、原爆ドーム前よりスタートした慰霊碑巡りから、私たちの平和のつどい@広島は始まりました。

 まさに炎暑とも言える厳しい暑さとセミしぐれの中、当時被爆された方々の苦しさ辛さを偲びつつ、連合広島の皆さんが拡声器片手に一生懸命に説明して下さる声に耳を傾けていました。

 連合が主催する一連の平和行動は、資料館の見学や各種平和行動を通し、核兵器の恐ろしさや戦争のない世の中も含めて、恒久的な平和への実現を考えさせられる内容でした。

 原爆の日の当日、安倍首相は追悼式典で核兵器の縮減にこそ触れられましたが、引き金となった戦争についての言及はなく、憲法改正からの戦争放棄撤回に一抹の不安を抱きつつ、滴る汗をぬぐいながら会場内の特設モニターを見つめていました。

 戦争の悲惨さ愚かさは、未来永劫自分達の子孫に伝えていかなければなりません。まずは、平和な世の中の実現に向けて自分達で何ができるか、家族で話し合ってみようと思います。

 

JP労組 荒川 聖志 さん (JP労組栃木北支部)

 教科書やテレビ等でしか見たことがなかった原爆ドームを目の当たりにして、“意外にもしっかりと残っているんだなぁ”と思った。不謹慎かもしれないが、もともと今の状態で建っていたかのように感じた。

 現地で頂いたパンフレットに原爆ドームは“核兵器の恐怖を示す「生き証人」であるといえる”という記載があった。ユネスコ世界遺産登録後、永久に保存するために幾度も保存工事が行われている。日本国内外問わず後世に、このような悲劇を繰り返すことのないように後世に語り継がなければならない。今回参加したことで自分もその一翼を担っているということに気付かされた。

 核については知ったつもりでいた。自分の出身は福島県で、あの事故がきっかけで少しばかり調べたこともあったが、ピースウォークの参加、資料館の見学を通して、改めて核の恐ろしさを痛感した。しかしながら、矛盾も感じた。核の恐ろしさ、悲惨さを訴えて非核三原則も謳っているにも関わらず、間接的に“核”ではなく“原子力”として、“兵器”ではなく“資源”として保有している。少なくとも事故がなければ、未だにその恩恵を受けていたと思うと複雑な気持ちになった。

 恒久の平和についても考えさせられた。【平和】の対義語を調べると【戦争】とでてくる。戦争がなければ平和なのか。必ずしもそうではないような気がする。平和は“願う”のではなく“叶える”のだと耳にしたことがあるが、大事なのはその後ではないかと思う。一人ひとりが願い、築き、叶えたその後。何事も維持することが一番難しい。だからこそ恒久の平和を謳わなければいけないんだと思った。

 今回の平和行動で訪れた広島は、68年前に原爆が投下され焼野原になったとは思えない程、綺麗なところだった。【平和】を願った先人たちが築き上げてくれた今を恒久なものとするように、もう一度【平和】について考えてみようと思う。

 

女性委員会 田代 紗絢香 さん (東武宇都宮百貨店労働組合)

 今回初めて平和行動IN広島に参加させていただきました。

 その中で最も印象に残ったのは、被爆体験者で広島県原爆被害者団体協議会会長である坪井直さんのお話です。坪井さんは被爆を原因とする沢山の病気と闘いながらも、88歳という年齢を感じさせない大きく力強い声で、私達に平和の尊さと戦争の愚かさをお話してくださりました。

 「他人の命を奪う行為はどんな理由があっても許されない」、「核兵器の廃絶と平和を私は絶対に諦めない」と、自身の被爆体験を交えたお話を聴いていると、今の日本がどんなに平和で恵まれていて、今生きていることがどれだけ素晴らしいことかを痛感しました。

 また、広島市主催の8月6日の平和記念式典では、広島市長の平和宣言に続いてこども代表の小学6年生2名の「平和への誓い」も私にとってとても印象に残る内容でした。

 平和とは何も大げさなことを言っているわけではない。私達ひとりひとりが身近な人を大切にしたり、多くの人と話しあう中で色々な考えがあることを学んだり、スポーツや音楽など自分の得意なことを通して人々と交流するなど、色々な方法でひとりひとりが自ら行動しつくりだすのが平和である。平和とは、安心して生活できること、一人ひとりが輝いていること、みんなが幸せを感じることである。

 これは世界という規模から会社・組合などの組織、そして隣にいる誰かまで・・・全てに言えることで、私達人間の基本なのだと思いました。

 平和行動への参加は学びと経験によって【平和】を考えることのできた貴重な時間となりました。 

 

« 「戦争は最大の人権侵害」2013平和の集いinとちぎ | 平和行動in長崎  参加者の感想(3名) »

ニュース一覧へ戻る