「平和行動in広島」に参加して -参加レポート-

トップ | ニュースアーカイブ | 「平和行動in広島」に参加して -参加レポート-

hiro1hiro2hiro3

(栃木地域森林労連・林野労組 久島 直樹さんから報告をいただきました)

 8月4日~6日にかけて行なわれた「平和行動in広島」に参加しました。

 今年の3月11日に発生した東日本大震災により地震と津波の影響を受けて、福島第一原子力発電所において放射性物質が漏えいしたことで、原子力発電に対しても視野が当てられました。

 8月4日は、「核廃絶2011ヒロシマ平和大会」に参加し、川野浩一原水禁議長より「原発も事故を起こしたら核兵器と同じように被害をもたらす。人と核は共存することができない。」という挨拶が印象に残り、原子爆弾の放射線により病気に苦しんでいる方々がいること、原子力発電所においても放射線の影響で多数の方が影響を受けていることを認識しました。

 5日は、広島県原爆被害者団体協議会の坪井直理事長より被爆体験の話の中で坪井さんは、「毎日当たり前のように遊んでいた後輩と、投下当日にお昼を食べる約束をしていたが原子爆弾投下により二度と会うことはできず、投下された直後には騒々しかった蝉が一瞬にして静まり返り、周りは真っ黒で暑すぎて水を求めて川に飛び込む人、目・耳がただれてしまいながらも助けを求める人、飛び出してしまった腸を押さえて助けを求めていた人たちが頭に焼きつき、誰彼かまわず多くの人があの原爆で死んでしまった。原爆のみならず、命を傷つけることは誰であっても許されることではない。次々と原爆被爆者の方がなくなってきている。私が生きている限り原爆の恐ろしさを次の世代に伝えていくことと核兵器の廃絶に尽力していきたい」と理事長自身も放射線の影響による病魔と闘いながらも次の世代に戦争の悲しさと原爆の悲惨さを訴える姿に、心を打たれなんともいえない思いで、涙が出そうなのをこらえながら聞いていました。

 6日は、平和式典に参加し、平和資料館を見学した後、帰路につきました。

 この平和行動に参加し、今でも紛争が起きている国もあり、毎日が平和であることの大切さ、当たり前のような日常もたった1発の原子爆弾ですべてを失われて66年経過した今でも苦しんでいる人たちがいること、核技術で開発した原子力発電が問題を起こしていることを再認識し、核兵器廃絶・原子力に依存しない様なエネルギー政策の転換に向け小さなことからでも取り組まなければならないことを考えさせられた活動でした。

 平日を含めた日程になってしまうため、参加が厳しい方もいらっしゃると思いますが、一度参加してみて、実際に目で見て、耳で聞いていくと今までの認識と違っていたり、視野も広がりますので、機会のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

 

« 色あせることない被爆体験 -平和のつどい- | 平和行動in長崎 -被爆66年目を迎えて- »

ニュース一覧へ戻る