「震災と女性」テーマに講演会  ~3.8国際女性デー~

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3.8街頭アピール講演中の田端先生3.10

 連合栃木女性委員会は3月8日(木)、JR宇都宮駅前で3.8国際女性デーのアピール行動を実施しました。国際女性デーのシンボルである「パンとバラ」に因み、“薔薇の香り入浴剤”をチラシと合わせて配布。グッズを受け取った方の中には、「国際女性デーって何ですか?」と立ち止まって質問をされる方も。

 3月10日(土)には、「3.8国際女性デーとちぎの集い」を宇都宮市内で開催し、約70名が参加しました。始めに、女性委員会の原田裕子事務局長が2012春闘の男女平等課題について説明。その後の講演は、「震災と女性」をテーマに、(岩手県)もりおか女性センター長の田端八重子先生から、お話をいただきました。田端先生は冒頭、被災地への支援に対し感謝の言葉を述べられました。

  田端先生は、実態の一つとして「被災という非日常状態で社会は保守化し、性別役割分担意識が妥当とされ、男性は有給の仕事に就くが、女性の多くは食事の準備など、無給のケア役割に戻されました。“家でも嫁をやっていたが、避難所でも嫁をやらされている”との声もありました」と話されました。

 また避難所の中でも「仕切り、授乳室、更衣室などの女性の要望は、『こんな時に、何を言っているのか』と聞き入れない管理運営者(多くは男性)が多かった。女性、子ども、障がい者、妊産婦等の心身や健康は後回しになっていました」と報告いただきました。また女性と防災対策として「ジェンダーの視点で具体的に避難所運営をシュミレーションすることが大切。どこに女性の更衣室や授乳室を置くかなど、地域住民で合意形成しておくことです」と話されました。

 さらに復興支援については、「被災地の回復は“人の力”を回復させることです。それは、非日常から日常へ戻すこと。“その人らしさ”や“こだわり”の積み上げが多いほど日常化は早くなります」と多様性や個々の要望に応えることが必要とし、今後、支援活動や女性参画に関して連合とも連携していきたいと話されました。講演の後の意見交換も有意義な内容となりました。

 

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