2013 年頭あいさつ

トップ | ニュースアーカイブ | 2013 年頭あいさつ

 

青木会長

日本労働組合総連合会栃木県連合会 

 会 長   青 木 義 明 

 

 新春を迎え、2013年が皆様にとって明るく実り多い年となりますようお祈り申し上げます。そして、東日本大震災で被災され避難生活を強いられている方々が、一日も早く元の生活を取り戻せるよう心より祈念いたします。

 まずは、昨年の師走に行われた第46回衆議院議員選挙の取り組みに対する構成組織、地協の役員の皆さま、そして組合員とご家族の皆さまのご協力に感謝を申し上げます。民主党政権は、この3年余りの間に子ども・子育て政策の充実、社会保障と税の一体改革の推進、労働者保護法制の強化など、多くの実績を残しましたが、情報発信力が弱く、そうした実績を訴える声が国民に届かず、評価されなかったことは誠に残念です。

 しかしながら、参議院では第1党である責任を重く受け止め、党の立て直しを早急にはかり、党一丸となって生活者や働く者の視点に立った政策を進める党として、国民の信頼を回復し、再び政権与党となるよう捲土重来を期してもらいたいと強く思います。

 今、我が国は少子化と高齢化が急速に進み、人口が減少するという社会構造的な課題を抱えています。加えて若い世代は失業率が高く、非正規で働く人たちも増え、社会の支え手が貧弱になっています。こうした社会構造的な課題はどの政党が政権を担っても逃れることはできません。

 こうした日本社会の持続可能性が脅かされている現状を踏まえ、連合は、我が国が目指すべき社会像として、誰もが働くことを通じて社会に参加できる「働くことを軸とする安心社会」を提起しました。「安心社会」を実現するには、雇用・労働政策のみならず、社会保障、税制、財政、そして産業政策などあらゆる政策を総動員して雇用機会を創出し、雇用の質を高めることが重要です。女性、若者、高齢者、障がいをもった人など、社会的弱者といわれる方たちも含め、すべての人々にディーセントワークを保障する取り組みを進めていく必要があります。

 かつて日本は「一億総中流」と言われてきましたが、その背景には安定的な雇用と所得再分配のしくみが機能していたことにありました。しかし今日、この基盤が崩れたことで所得の低迷や格差の拡大など劣化に歯止めがかかっておらず、社会の不安定化は許容範囲を大きく超えており、再び厚みのある中間層を取り戻す必要があります。

 私たち連合は日本社会の不安定化の克服の観点からも労働運動の社会化を推進し、従来の枠組みにとらわれることなく、未組織労働者の処遇改善に波及する運動も積極的に進めていく必要があります。

 最後に、新年のスタートにあたり、この夏行われる第23回参議院議員選挙において、連合推薦候補者全員の当選を目指し、組織が持てる総力を挙げて取り組むことを確認し新年の挨拶といたします。 

 

« 「2012連合栃木女性集会」「女性委員会定期総会」開催 | 連合栃木・新春のつどい »

ニュース一覧へ戻る