核兵器廃絶へ思いあらたに -平和行動in長崎―

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那須地域協議会 佐藤 光明

高校生平和大使の「ビリョクだけどムリョクじゃない」という言葉が、平和行動に初めて参加した私の心に、強く、大きく残った3日間となりました。戦争をするのも人間で、核兵器をつくったのも人間であるという事実。そして、今、高校生をはじめ二度と戦争を起こしてはいけないと平和を願っているのも同じ一人の人間なのです。

原爆が投下された8月9日平和公園で開かれた平和式典、安倍首相も参列をされていました。その場で被爆者の代表の方が、今、国会で議論が進められている集団的自衛権行使の問題について、被爆を現に体験をしている長崎を代表して、真心を込めてハッキリと、首相に対し武力行使は否定して欲しいと強く発言をされました。その勇気に私はとても感動しました。そしてその場に立ち会えたことに感謝をします。

戦争は、とても大きなテーマで社会全体として取り組まなければならない課題だと思います。しかしながら、社会とは人の集った集合体でありそこに国があるのだと思います。一人の願い思いは確かに微力ですが、それがまとまれば社会を国も動かせるものだと信じます。先頭に立つものが、道を誤ることのないことを願うばかりです。

これまで組合活動に携わってきたので、今回の平和行動に参加できました。本当に良い経験をさせていただきました深く感謝申しあげます。

 

オートテクニックジャパン労働組合 君島 裕之

「原爆」「ナガサキ」という言葉はこれまでも何度も見聞きし、ある程度の知識はあるつもりでしたが、現地を訪れ式典に参加させて頂き、新たに学ぶ事も多く有意義な活動となりました。

特に印象に残ったのが、8月9日に開催された「長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典」において、被爆者代表として「平和への誓い」をされた城臺美彌子氏のスピーチでありました。

長崎市長を始めとして、式典次第に記載された原稿通りのスピーチが続く中、集団的自衛権を「日本国憲法を踏みにじる暴挙」と原稿に無い強い表現にて、安倍総理本人を目の前で批判した姿勢には、被爆者としての意見として力強く、感慨深いものがありました。

しかしながら、反原発の部分で「核兵器」と「核の平和利用」の区別がつかず、唐突に反原発を訴える文言に違和感もありました。

長崎原爆資料館や「PEACE WALK」にて、被爆した方々の写真や当時の地層、壊れた生活用品を見学し、原爆・放射能の威力を感じられ、また、その後の知識不足からくる風評被害や差別に対して苦労された事が、現代より情報が少なかった昔の方が相当酷かったのではないかという事が容易に想像出来ました。

あまりにも威力があり、その土地全てを焼きつくし、投下した人間にまで被害を及ぼす程の威力があり、それ故にそれ以降使われなかった原爆の恐ろしさを改めて知ることが出来ました。

資料館については、混雑していた事と時間的なものもあり、全ての資料に目を通すところまで行かなかったので、時間があるときに広島も併せて訪れたいと思いました。

最後にこの様な貴重な経験する機会を頂き、誠に有難うございました。

 

ボッシュ労働組合栃木 小林 和博

台風12号が熱帯低気圧に変わったと思ったら、後を追うように猛烈な台風11号が南からやって来た。何日も前から台風の進路を気にしながら出発当日を迎えました。飛行機は欠航・遅延も無く、無事羽田を飛び立ち、長崎の地へと降り立った。多少風はあったが雨は降っておらず、8月8日、初日の日程をスタートする事が出来ました。まずは長崎県立総合体育館に向い、連合2014平和ナガサキ集会に参加。定刻より一時間程早く到着したので、全国各地から集まった連合組合員の生の声を数多く耳にする事が出来ました。集会で特に印象に残っている光景は、若者からのメッセージで高校生平和大使、ナガサキ・ユース代表団の頼もしい姿でした。そして構成詩「親子で綴る平和の願い」に大人(親)から子へ、歴史を継承する思いを強く感じました。

8月9日の2日目は前日よりも強い風が吹いていましたが雨は降らず、長崎市平和公園で行われる「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」とピース・ウォークに参加。残念ながら万灯流しは中止となりましたが近隣にある長崎原爆資料館を観覧することが出来ました。会場のあちらこちらには、各地から送られて来た折り鶴が飾られてありました。この日の行動はすべてが目に見える形で実感し、考えさせられる体験でした。結びに今回の集会を供にした皆様にお礼と感謝を申し上げます。そして連合栃木の安發さんには最初から最後まで大変お世話になりました。その一生懸命さと気遣いに私自身の連合に対するイメージも変った気がします。最後に「平和である為に何をなすべきか」その声の主は判りませんでしたが長崎の地で私の後ろの方から耳に聞こえてきました。

 

連合栃木事務局 安發 敦子

出発前から心配された台風11号の影響は思いのほか少なく、栃木から参加した5名は、無事に長崎での活動を行うことが出来ました。

到着日は、どんよりと曇っており、このまま雨が降らないことを願いながら「平和ナガサキ集会」の会場を目指しました。今年は、全国から3170名が参加しました。 始めに構成詩の歌唱指導が行われ、繰り返し練習するその歌詞に、決して二度と起こしてはならない戦争の悲惨さや、また平和への願いを後世に引き継ぐ思い等が強く感じられました。また高校生平和大使の立派な姿勢も大変感心しました。彼らの「ビリョクだけどムリョクじゃない!」という合言葉が非常に心に響き印象に残るものとなりました。

翌日は晴れましたが、風の強い1日でした。私達はまず原爆資料館に行きました。原爆の恐ろしさを頭では知りつつも、様々な当時の展示を目にすると、言葉にはならないほどの痛ましい感情が込み上げてきました。次に向かったのは、平和祈念式典です。すさまじい蝉の鳴き声と黙とうの際の鐘の鳴り響く音が、その場に臨んでいる意識を高め、また「平和への誓い」の毅然たる主張者の強さに感動し、本当に貴重な経験をさせて頂きました。

今回初めて訪れた長崎は、異国情緒溢れる華やかな中にも、どこかもの悲しいような雰囲気を肌で感じました。この平和行動に参加して、69年たった今でも繰り返される多くの活動や願いを決して無駄にしてはならない、そして正しい判断の中で少しでも早く安心できる世の中へ進んでほしいという気持ちに改めてなりました。そしてまた活動を通しながら、一緒に参加して頂いた4名の方とも新しい繋がりが持てたことを嬉しく思います。数々のご協力のお陰で大変有意義な活動となりました。本当にありがとうございます。ぜひ、長崎の地でそれぞれに感じられた事を身近なところから伝えていって頂けると幸いです。

 

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