北方領土返還へ運動の輪を広げる~平和行動in根室~

トップ | ニュースアーカイブ | 北方領土返還へ運動の輪を広げる~平和行動in根室~

20140914heiwa1 20140914heiwa2 20140914heiwa3

 

わたらせ地協 吉田  満

「2014連合平和行動in根室」に9月13(土)〜16(火)まで関東ブロック代表団として連合栃木から4名が平和を意識した行程で参加し無事帰着しました。

いまだ我が国、固有の領土である北方四島が、第二次世界大戦時、ポツダム宣言を受諾したことで終戦を迎えた1945年9月1日に、突然旧ソビエト軍が完全武装で4島を占領したことから端を発し現在に至っているという事に対し4島の返還を求めている平和行動です。

納沙布岬、平和のモニュメント「4島のかけはし」で開催された平和集会参加と翌日、根室市総合文化会館で開催されたジンポジウムに参加し、アニメ映画「ジョパンニの島」の主人公のモデルである元色丹島島民の得能宏(80)さんから生々しい旧ソビエト軍が島を占領する様子を語り部として講演され、元島民の平均年齢が79歳、高齢化、減少の現状と返還を諦めない訴えをしました。パネルディスカッションでは北連協、マスコミ、島民三世がパネラーとして現状と日ソ外交交渉への提言、安倍政権への日ソ進展期待、時代がロシアになり、軍を知らない世代をむかえ、新しい関係の中から自然豊かで貴重な資源を守る事も共有して行く必要性が報告され、以前に沖縄平和行動でも感じたように、現地で北方領土問題に多くの皆さんに触れて頂きたいと思います。

 

なんたい地協 阿久津 真吾

「2014平和行動in根室」に参加し、「20144平和ノサップ集会」「北方領土の返還を求める連合シンポジウム」で感じた事を下記に記し、今後の連合平和運動を地域に根差せるようにしたいと思います。

「返せ返せ」の運動から、文化交流を含めた「共存」を模索する運動に転換し、領土は日本国のものであると明確にした上で、「平和条約の締結が前提」で領土問題を解決する道筋を立てる方向なのだと感じました。

60年以上住居しているロシア人が、領土を明け渡すことは容易ではなく、また、旧島民および二世、三世の方々が、今から北方四島で暮らす場合にも、いろいろな障害も発生するはずですので、その点を考えると、「共存」と言う部分が必要だと感じます。但し、発展的な意見交換の後の「共存」であれば問題はありませんが、世界を見れば「宗教」「民族」での紛争が、日常的に起きている訳ですので、一丁一端では行かないものと考えますので、どちらにせよ難しい問題だと感じました。

また、連合主体の平和行動ですが、沖縄、広島、長崎と比較すると市民の関心度は「低いのでは?」と感じました。根室市内は「北方領土に関する」看板が掲げられ、領土問題の街であると実感しますが、「ノサップ集会」「シンポジウム」の一般市民参加が少ないように感じました。今回の行動が「連合」独自の取り組みで、別の機会に、市民全体での平和行動が行われていれば問題ありませんが、前者であれば、「連合」の取り組みも違う角度からのアプローチが必要だと感じます。

※例えば、「竹島」「尖閣諸島」と合わせた領土問題に関する平和行動など・・・

また、シンポジウムの中でパネラーの方が現状として「安定した自民党政権下のもと」領土問題が解決する可能性が大きいと話をされました。自分としては、「連合」と連携する民主党の名前が出なかった事は非常に残念でした。

※民主党政権時代には、北海道選出の総理大臣が居たような・・・

何はともあれ、平和に関する行動は、声を大きく上げる事,声を絶やさない事だと思いますので、今回の平和行動参加を糧に連合平和運動の推進に尽力したいと思います。

 

 

連合栃木事務局 鈴木  徹也

納沙布岬から見た北方領土の島々は、あらためてその近さを感じさせてくれた。

平和ノサップ集会が開催された9月14日は、偶然にも根室市長選挙の投票日だった。人口減少、少子高齢化、産業再生など、地方が抱える課題は、どこでも共通している。しかし根室市の場合は、北方領土返還運動で全国の先頭に立って世論の高揚につとめるという覚悟が求められる。そのことは、市役所に日本で唯一の「北方領土対策課」があることからもわかる。

しかし、北方領土問題は、根室市だけの問題ではない。集会で、北方領土返還要求運動連絡協議会(略称:北連協「ほくれんきょう」)の児玉泰子事務局長は、全国から集まった約1,100名の参加者に「目の前に、皆さんの島がある。皆さんの領土、北方領土です」と訴え、元島民の方からも返還運動について「島民の運動ではなく、日本国民の運動だ」と話された。

参加した私たちは、その目で北方領土の島々を見て、元島民の方の思いを聞き、島の現状を知った。領土問題は、私たちの問題であることを自覚し、これらの体験を職場や地域で語り、運動の輪を広げていきたい。


« 被害者救出に世論の後押しを -拉致被害者救援活動- | 収穫の喜び実感 支援米稲刈り »

ニュース一覧へ戻る