「2016平和行動in広島」報告

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連合平和行動in広島に参加して

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連合栃木宇河地域協議会 添田 顕

私はこの平和行動へ初めて参加させていただきました。参加する前は、核兵器の恐怖や平和については、学生時代の授業や教科書、新聞やニュースで得た知識をもとに客観的な感覚によって話していました。私自身が平和呆けの中に存在しているといっても過言ではないと思いました。しかし、この平和行動に参加したことで様々なことを感じることができました。

 

ピースウォークでは、実際に被爆し、現在も残っている原爆ドームやアオギリなどを見学し改めて戦争の恐ろしさを認識しました。平和ヒロシマ集会では、坪井直さんの被爆体験証言により、原爆投下当時の悲惨な状況を肌身で感じ取ることができ、生き残った方々もその子孫も原爆投下によって現在も苦しんでいることも分かりました。一方で戦争体験者の高齢化も課題であるとこも認識しました。高校生平和大使の活躍によって国外へ核兵器廃絶、平和な世界の実現を発信しているものの、未だ核兵器の脅威はなくなっておりません。高校生大使の合言葉「ビリョクだけどムリョクじゃない」を借りれば、私も家族や職場の仲間や身近な人に今回の私の経験を語ることが、核兵器廃絶と世界恒久平和に繋がると思いました。

以上

 

ボッシュ労働組合栃木 小林和博

長崎の平和行動参加から二年、今回広島での平和行動に参加をさせて頂きました。連合広島青年委員会による「ピースウォーク」では11ヶ所を親切丁寧に案内をしてもらい、各地点での説明も気持ちのこもったものでした。多くのビルが立ち並ぶ中、原爆ドームは独特の存在感を放ち、71年前、本当のこの地に原爆が投下されたのかと思える程、発展した町並みがそこにはありました。この反映と平和の尊さを守って行かなければならないと強く感じました。そして私達は空き時間を利用して原爆資料館を観覧しようと試みましたが案の定、人だかりが出来ていて早々に入館を諦めました。やはりオバマ大統領が5月27日訪れた時に手渡した4羽の折り鶴と芳名帳のメッセージの展示が特に外国人達の訪問を呼んでいるのかも知れません。ある意味、核兵器がもたらす惨禍を世界に知ってもらう好機といえます。

連合2016平和ヒロシマ集会では、広島県原爆被害者団体協議会理事長の坪井直氏より被爆体験証言やオバマ大統領と対面した時のエピソードを聞かせて頂くと共に、高校生平和大使の若者達から使命にも似たメッセージと被爆者から託されて声を「未来に伝える責任」の覚悟を感じました。最後に、国際社会は核軍縮や核不拡散をめざす条約に沿って努力を長い間続けてきました。唯一の戦争被爆国として核兵器廃絶を訴えながらも日米同盟の下で「核の傘」に入ることを望み、核兵器の抑止力に依存している日本。抑止力に固執して未来永劫、「核の傘」に入り続けるのか。それとも「核なき世界」を本気で目指すのか。その「賽」を握っているのはあくまで被爆国、日本なのです。

 

以上

連合栃木宇河地域協議会 副議長(電力総連) 遠藤 邦俊

 

このたび、宇河地域協議会を代表し連合平和行動in広島に参加させていただきました。広島~東京は新幹線で4時間を要し、移動時間の長さと疲労に出鼻をくじかれてしまった感がありましたが、駅を降りると路面電車が行き交う町並みが素晴らしく初めての広島に期待感が膨らみました。

まずは連合広島青年委員会のご協力により、「ピースウォーク」に参加しました。全国からの連合組織が一同に集結する中、手際よく班割りをし、原爆ドームを起点に各所をご案内いただきました。

説明者の中には、ご自身が被ばく2世という方もおられ、ご家族の体験談を織り交えながらの説明は胸に熱く響くものがありました。

また、「連合2016平和ヒロシマ集会」では被爆者体験証言として、広島県原爆被害者団体協議会の坪井理事長より大変貴重なお話を拝聴することが出来ました。

坪井理事長は大正14年生まれ91歳であり、20歳の時に被爆されたことから当時の記憶が鮮明であり、非常に生々しく当時の凄惨さを窺い知ることができました。

特に、坪井様が瀕死の状態で援護トラックに収容された際、助けを求めトラックに乗り込もうとした小学2年生くらいの女の子(当時、小学3年生以上は疎開しているため)が日本兵に怒鳴られたため、驚いて火の海となっている市街地の方向へまっしぐらに逃げたことを助けてやれなかったと悔しそうに話されたエピソードは、原爆投下後の異常事態にも関わらず、救援トラックは治療して再び戦争に復帰できる青年を中心に救助していたということを知り、戦争への嫌悪感が増し何とも言えないやるせない気持ちが溢れてきました。

そして20時より原爆ドーム前にて「原爆死没者慰霊式」が行われました。会場は全国から集まった連合の仲間で身動きもできないほどに埋め尽くされた中で執り行われました。はじめに全員で黙祷を捧げ、最後まで水を求めながら苦しんで亡くなられた死没者へ全国各地から持ち寄った名水を献水しました。その後会場全員による献花が行われ、私も原爆死没者を偲び菊の花をお供えさせていただきました。

今回、個人では決してできない貴重な体験をさせていただきましたことを連合栃木ならびに宇河地域協議会のみなさまに深く感謝いたします。

また、ご自身も初めての地で不安であったにも関わらず、常に私たち参加者を気遣いながら引率していただきました安發様に深く感謝いたします。誠にありがとうございました。

以上

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